郵便自転車

■暴風雪でも活躍?!郵便自転車!
郵便自転車-1この時期になると街で年末年始の郵便配達アルバイトの高校生たちを見掛けるようになります。一昨日からの暴風雪が吹き荒れる中も赤い自転車に乗ったり押したりして、実に大変そうです・・というか実際大変なようです。それというのも、実は小生の息子が3日前からこの郵便配達アルバイトを始めたのでありまして(^^ゞ・・ヒョロイ体格なので大丈夫かぁ?なんていう心配な気持ちと・・少しは難儀をして精神力も体力も養って欲しいという気持ちとが入り混じった妙な心境です。
昨日なんか特に前の晩から降った雪で路面はツルツルで、風もすごかったため、前後に重い郵便物の入ったカバンを付けた郵便自転車に満足に乗れずにほとんど押し歩き(ーー;)、配達2区域のうち1区域しか回れなかったとショゲていたと同時に、朝10時から昼食も取らずに午後3時過ぎまで寒い中ぶっ続け、体力的にもヘロヘロ状態になってました。配達が出来なかったものは、その次のバイトさん達等が配達に回るらしく全てを配達出来なくても良いのだそうだが・・そこまで真剣に任務を果たそうと考えていた息子を見ると急に大人びて見えて、なんだか嬉しかったり・・(^^ゞ ガンバレ!少年!
そして息子いわく・・なんでも郵便自転車について「重いしさ~!ブレーキなんて鉄の棒なんだよ!サドルなんて皮だし・・」と普段ママチャリで時々ウカちゃんに乗ってる彼にとっては、ちょっとカルチャーショックだったみたいです。なるほどね~そんなジテンシャ見たことないよなぁー。(*^^)v

■その郵便自転車ってどんなん?
郵便自転車-2ちょっと調べてみると・・古くはゼブラケンコー自転車製(岡本理研ゴムに吸収合併された後は岡本理研ゴム製)、マルイシ自転車製などがあるらしいが、全て郵政仕様の特注品・・サドルやペダルの素材、フレームの形状、「〒」マークの位置まで仕様書で細かく指定されているという。
2003年度には、それまでの革張りのサドルを合成樹脂にするなど仕様を一部変更。それだけで1台あたりの調達価格はほぼ半額の2万3千円になったとか・・ということは元は1台5万円近くもしたってことかぁ~がく〜(落胆した顔)
まあ、頑丈なのは判るのですが、元々売ってるカタログモデルを少しモディファイさせて利用するという手法もあると思うのですが、郵政公社というお役所体質が故?民間カイシャでは節約にアイデアを絞るのはフツウであり、不景気になれば、小生のカイシャのようにシャーペンの芯に至るまで配給制になっちゃう訳だし^^;

尚、現役引退した郵便自転車はアンティークショップ等に引き取られているようで時々、オークションでも見られます。>>こちら
結構、まだピカピカで乗れるものもあり、何故現役引退させたのかもギモンなものもあるぐらい・・。もしかしたら郵政民営化による郵便局の統廃合の結果の産物?かもしれないが・・。

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