
実際には小生は秋田市雄和の奥も奥のここかな?と思うのだが・・小生の持ってる昭文社の「ライトマップル秋田県道路地図」、Yahoo地図、国土地理院の「ウォッちず」のどれを見ても峠の名前が載っていない。地元では何か呼称があるかもしれないし・・近くのトンネルには「××峠トンネル」と書いてあるのかもしれない。
しかし地図上に名前が載ってる峠としては雄和萱ケ沢の大台入口から南に入った由利本庄市との境の「八木山峠」が最南端になっている。
県道9号線の由利本庄市との境の「田代峠トンネル」も最南端候補だったが、「八木山峠」の方が僅かだが南にある。
地図を見ていて「こんなところに峠があるな?国道でも県道でもないが標高190mの表示もあるし、この峠を通って南に出た由利本庄市側に目をやると『さかさイチョウ』とか『堀切のイチョウ』?・・どんなイチョウなんだろう?」・・と前々から注目していた峠である。
しかも「ウォッちず」やYahoo地図で見ると「大台」という集落から先の道が細線で書かれていたので、恐らくダートではないか?との思いを強くしていた。
林道走行に目覚めた小生は、さっそく次のダートツーリングコースをここに決めたのであった。
はじめにデータ・・
◆本日の走行:12.15km ◆平均速度:14.7km/h
◆ライディングした自転車:LGS-XC-CASPER PRO MTB
◆コース:碇田(秋田市雄和)-萱ケ沢の大台入口分岐-八木山峠-大台-ほとんど視界の開けない山間の林道-林道出口(由利本庄市中俣鳶ケ台付近)-堀切のイチョウ-鬼ケ台-比丘尼(びくに)屋敷(秋田市雄和萱ケ沢)-萱ケ沢-碇田
◆道路情報:①地図では未開通になっている鬼ケ台から市境の三福まで片側1車線全面舗装の新道が完成していた。②比丘尼屋敷から萱ケ沢地区の間の峠に広い片側1車線全面舗装の新道が通っており、トンネルのある旧道は通行止めであった。
◆その他感想:大正寺-田代峠トンネル-中俣-堀切-比丘尼屋敷-萱ケ沢-大正寺と戻るコースは、のどかな快適コース。全面舗装でクルマも少なく、適度なアップダウンと軽めの峠道もありでロードで走るのもいいかと思った。
★八木山峠は実はZizouさんが先人でございました。→Zizou殿のツーリング記録へ
この記事へのコメント
Zizou
八木山峠から私はまっすぐ由利長根へ出ましたが、県道には出なかったのですね。私も五万分の一地形図を眺めて「比丘尼屋敷」という地名は気になっていました。鬼ケ台から三福まで、Yahoo地図では太めの点線がありますが、これが新道ですね?
それにしても、この時期の林道は、熊とスズメ蜂がコワイです。
スローとりっぷ
>・・県道には出なかったのですね。
ハイ、やはり「さかさイチョウ」が気になってまして最初からこのルートでダート走行の予定でした。
>「比丘尼屋敷」という地名は気になっていました。
「比丘尼」を辞書で調べると・・・
1.出家して定めの戒を受け正式に僧となった女子。尼僧。尼。びくにん。
2.鎌倉・室町時代、尼僧姿で諸国を遊行して歩いた一種の旅芸人。絵解き比丘尼など。
3.江戸時代、尼僧姿の下級の売春婦。びくにん。
4.科(とが)負い比丘尼のこと。
とあり・・昔そういう有名人(?)がこの地に住んでいた屋敷があったのでしょうか?
今度行くことでもあったら土地の人に云われを聞いてみたいもんです。
>鬼ケ台から三福まで、Yahoo地図では太めの点線がありますが、これが新道ですね?
ハイ。その通りです。
ここ鬼ケ台には灌がい池があって地図にも池や湿地帯があるように書いてあるので、自分は
その中を走る旧道を走りたかったのですが・・ほとんど渇水状態でした。時期が悪かったかな?
>それにしても、この時期の林道は、熊とスズメ蜂がコワイです。
ハイ、草刈りの跡も多少あり人が入っている痕跡はあるものの往来が全くないので、
田沢よりもこちらの方がヒヤヒヤしながら走ってました。^^;
クマよけの鈴買わないと・・・。